今回は、冬の北海道に滞在するなら知っておきたいアウターの選び方についてご紹介していきます。
日本国内でありながら、北海道の寒さは本州と比べ物になりません。この記事では
- 北海道と東京の気温比較
- アウター選びのポイント3つ
- おすすめのアウター
について詳しく解説します。冬の北海道へ旅行に行く予定の方・北海道に住み始めて何を着たら良いかわからない方は、ぜひ参考にしてくださいね。
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北海道の冬は防寒必須!平均気温がマイナス
日本人なら誰でも存じているであろう「北海道の冬は寒い」という事実。
11月の中旬にはもう初雪が降り出し、12月に入ったら本格的な雪景色になります。関東や関西にお住まいの方は、冬の訪れのはやさに驚いているはず。
さて、寒い寒いと言われる北海道の冬ですが、実際の気温はどれくらいかご存知ですか?
★札幌の気温
引用:Good Day 北海道 | 道内主要都市の気温(℃)
こちらは札幌の月別最高気温・最低気温・平均気温。12月・1月・2月の平均気温はなんとマイナス。東京と比較してみると、1年で1番寒い12月でさえ、
- 最高気温:9.6度
- 最低気温:0.9度
- 平均気温:5.2度
と、0度を下回ることはありません。
もはやここまで気温が低いと、寒いを通り越して”痛い”です。冷気が皮膚を突き刺すような感じ。たとえるなら私服でゲレンデを歩いてるイメージかな。
夜中まで飲んで歩いて帰ったときには、寒すぎて泣きました(実体験)。想像するだけでも身が冷えますね!さっすが雪国!
アウターの選び方のポイント3つ
さて、北海道の気温が低いことが分かったところで、関西や関東の防寒では凌げないことは理解していただけたでしょう。
いざ「冬の北海道へ旅行へ行こう!」と意気込んでも、服装をミスったらオワリ。脅すわけじゃないけど、他の都府県にお住まいのままの服装で来たら、凍ります。だって外にバナナおいておいたら、カチンコチンになって釘打てちゃうんだよ。普通のコートじゃだめってことが分かったでしょう。
ということで、北海道へ旅行しに来る方のために、アウター選びのポイントを紹介します。NORTH FACE(ノースフェイス)のお姉さんにもおすすめされたアウター選びのポイントだから間違いないですよ。
- 外気を通さない
- 首元が締まっている
- 丈が長い
ポイント1.外気を通さない
1つ目のポイントは、外気(冷気)を通さないこと。
北海道の冬は何がしんどいかって、冷たい冷たい冷気です。ぴゅっと吹いた風がものっそい冷たくて、これが皮膚に当たるとすっごく痛い。NORTH FACEのお姉さんいわく、
ダウンは縫い目から冷気入ってきて寒いっすよ
とのことでした。旅行だからおしゃれをしたいだろうけど、アウターは外気を通さないことが必須です。
ポイント2.首元が締まっている
2つ目のポイントは、首元が締まっていること。
よく「3つの首(首・手首・足首)を隠すと寒くない」っていうけど、これほんとです。デコルテががっつりあいた服装なんかで外出たら、5分で凍ります。
PコートとかMA-1みたいに首があいてるアウターでも、マフラーをすればある程度は防寒できるもの。だけどアウターとマフラーのあいだから冷たい冷気が入り込んで、体が冷えます。だからできるなら首までしまるタイプのアウターを選べれば100点満点です。
ポイント3.丈が長い
3つ目のポイントは、お尻が隠れるくらい丈が長いこと。
ショート丈のダウンとかはおしゃれですっごく可愛いけど、腰とお尻が冷えると寒いと感じます。
とくにお尻は冷えやすくて、長時間外にいると冷えでしんどくなる。寒さに強い人ならショート丈のアウターでもいいけど、寒がりの人はお尻が隠れるアウターにするのがおすすめです。
鬼寒がりの私は、もちろんお尻がすっぽりと隠れるタイプです。
すべてをクリアしたのがNORTH FACE「グレース トリクライメイト パーカ」
- 外気(冷気)を通さない
- 首元が締まっている
- 丈が長め
がアウター選びのポイントだと伝えましたが、
そんなアウターなんてある?
と思っている方も少なくないでしょう。
道民の私、北海道の冬を乗り越えるべく、めっちゃ探しました。ネットサーフィンはもちろん、実際に寒い中店舗を探し回って運命の1着を見つけました。
THE NORTH FACE「グレイス トリクライメイト パーカ」です!
このアウターの何がすごいって、
- インナーダウン
- アウター
の2層構造になっているんです。
アウターはまったく外気を通さない素材(ポリエステル100%)となっています。
左:インナーダウン / 右:アウター
インナーダウンももちろんあたたかい。ダブルで冷気から守ってくれる鉄壁の防寒が叶います。
インナーダウンはジッパーで簡単に取り外せて、それぞれ独立して着ることも可能。NORTH FACEのお姉さんいわく、
インナーダウンを外せば春先まで着れますよ
とのこと。たしかに。
そしてジッパーを上まであげれば、首まですっぽり!マフラーもいりません。実際に雪が降った日でもマフラーは必要ありませんでした。
フードについたファーはデヴィ夫人の持ち物レベルの豪華さで、あたたかさも抜群。フードをかぶればあったかいお布団にくるまれてる気分になれます(眠気を誘う)。丈の長さも、身長154cmの私がMサイズを着て、お尻が隠れるくらいです。
また、雪国だからこそありがたいのが、ポケットがチャックとマジックテープになっていることでした。
2重でガードできるから、うっかりポケットに雪が入ることもありません。ポケットの中ってなかなか乾きづらいので、これはうれしいポイントです。
2022年10月現在、THE NORTH FACE「グレイス トリクライメイト パーカ」は残念ながら販売されていないようです。
似たような商品は以下になります。
冬の北海道はしっかりとした防寒を
今回は、北海道の冬のアウター選びのポイントやおすすめのアイテムを紹介してきました。
関東や関西ももちろん寒いですが、北海道は吹く風がとにかく冷たいです。せっかく旅行に来ても、寒さで耐えられなかったらもったいない! だからこそ、しっかりと防寒して、たのしい思い出にしていただけたらなと思います。
ちなみに、服装はもちろんだけど、ヒートテックとかのあたたかい肌着も忘れずに。関東や関西の方でも冬なら着るものだと思うけど、北海道へ来るなら極暖がおすすめです。防寒第一!防寒してこそ楽しめる旅行!(言い過ぎ)
冬の北海道は靴も重要!
冬の北海道は、たくさんの雪が積もります。
年にもよりますが、だいたい12月上旬にはうっすら積もり、下旬には本格的な雪景色へ。そのためスニーカーなどの普通の靴だと歩きづらい・寒い・雪が入ってくるといったことが起こって、北海道旅行を存分に楽しめません。
冬の北海道用のアウターを選んだら、ぜひ靴にも気を配ってください。冬の北海道に適した靴の選び方や、道民の筆者が履いているおすすめの靴はこちらからどうぞ!
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真冬(12月〜3月)は防寒小物も必須
12月〜3月は、北海道の本格的な冬です。
雪もたくさん降りますし、寒さもかなり厳しくなります。あたたかいアウターと靴があっても、外で観光する場合は防寒が足りない可能性が。
おすすめの防寒小物は、マフラー・帽子・イヤーマフラー。特にイヤーマフラーは盲点で、北海道では寒さで耳がかなり痛くなります。道民の筆者は、イヤーマフラーも兼ねた帽子をかぶっています。詳しくはこちらの記事で解説しているのでぜひご覧ください。
冬の北海道でおすすめの観光スポット
冬の北海道は、あたり一面が銀世界になり美しい季節です。
中でも札幌は観光スポットが多く、新千歳空港からも行きやすい場所。冬の札幌でおすすめの観光スポットについては、こちらの記事からどうぞ。
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