ライターの徳田菜摘です。
当ブログでは、千葉から札幌に移住したフリーライターが住んでいるからこそわかる北海道の情報をお伝えしています。
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今回は北海道の冬に必要な冬靴「スノーブーツ」についてご紹介します。
この記事で解説していること
- 北海道の冬にスノーブーツは必要?
- スノーブーツの選び方
- 道民が購入したスノーブーツ
北海道の冬|スノーブーツは必要なのか?
結論からお伝えすると、スノーブーツはあったほうが便利です。
「冬の北海道旅行は靴選びが重要!マーチンでも問題ない?」で解説したとおり、スノーブーツでなくても雪道を歩くことはできます。
ただ、大雪が降った日やゲレンデに行くときなど
スノーブーツがあれば……
と感じるときがあるのは事実。
特に本州出身など雪道に慣れていない方は、スノーブーツを持っていたほうが安心です。やっぱり雪道は歩きづらく、ちゃんと雪国仕様の靴でないと転んでケガをする可能性があります。
ちなみに筆者はまだ雪道で転んだことはありませんが、転ばないように踏ん張ったせいで2年連続で腰を痛めています。そのときに履いていたのは、雪国仕様ではない普通の靴でした。
北海道の冬|スノーブーツの選び方
北海道の冬に必要なスノーブーツの選び方は、以下の3つ。
- 滑らない(防滑性)
- あたたかい(防寒性)
- 水を弾く(防水性)
上記の3つが揃っていれば、基本的にはどんなスノーブーツでもOK。それぞれの条件について詳しく解説していきます。
スノーブーツの選び方|すべらない靴
スノーブーツの選び方1つ目は、すべらない靴であること。
北海道の冬は、路面がガッチガチに凍っていることがあります。ゲレンデというより、アイススケートのリンクをイメージしてもらうほうが近いです。
雪が降る→日中の太陽で雪が溶ける→夜に気温が下がってガチガチに凍る
こんな感じで、朝イチで外に出るとツルンツルンなっていることもしばしば。
北海道の冬は車がすべってひっくり返るニュースがよく流れます
スタッドレスのタイヤはいている車すらすべるんですもの。普通の靴じゃ歩けないのは想像できますよね。ということで、北海道の冬にはすべらない靴が必須です。
スノーブーツの選び方|あたたかい靴
スノーブーツの選び方2つ目は、あたたかい靴であること。
北海道の冬は、想像以上に寒いです。
あたたかい靴を履かずに外に出ると、だんだん足先から寒さを感じてきます。そのまま過ごしていると、指先の感覚がなくなることもしばしば……。これ結構しんどいです。
旅行に来たら、観光や食べ歩きでたくさん歩きますよね。でも足先が冷たくなると、痛いし冷たいしで歩く気が絶対に失せます。
本州では真冬でもスニーカーでなんとか過ごせますが、寒さに慣れていない方はぜひあたたかい靴を。せっかくの旅行が足先の寒さで台無しになってしまいます。
スノーブーツの選び方|防水性のある靴
スノーブーツの選び方3つ目は、防水性があること。
北海道の冬は雪が積もりますが、溶けた雪でべちゃべちゃになることがあります。
溶けた雪はもちろん冷たいので、防水性のない靴だと容赦なく足先を刺激します。つらいです。
さらに溶けた雪と泥がコラボすれば、大切な靴がどろんこになることも。旅行だからおしゃれしたい気持ちももちろんわかりますが、お気に入りの靴がダメになる可能性も想定しておくのがおすすめです。
防水性のある靴であれば、溶けた雪も防げるし、どろんこまみれになることも避けられます。
北海道の冬|おすすめのブーツはコレ!
道民歴3年目の筆者は、今年スノーブーツを新調しました。
「冬の北海道旅行は靴選びが重要!マーチンでも問題ない?」でご紹介したマーチンの8ホールでも過ごせることには過ごせるのですが……あくまで車移動かつ街歩き用として使っています。
たとえば徒歩で外を観光するときやゲレンデに行くときなどは、マーチンだけだと少し実力不足。やっぱり本気を出した北海道の冬には叶いません。
前置きが長くなりましたが、今年新調したスノーブーツをレビューしていきます。
THE NORTH FACE|ヌプシ ブーティー ウォータープルーフ
アウトドア好きな方はもちろん、誰もが一度は目にしたことがあるであろうTHENORTHFACE(ノースフェイス)!
すべらない・あたたかい・防水性があるのすべてを満たした「ヌプシ ブーティ ウォータープルーフ VI」を購入しました。
中はもこもこ!
ノースフェイスのヌプシブーティーは、中がもこもこ。中綿でいっぱいです。
例えるなら羽毛布団に足を突っ込んでいるような感じです。言わずもがなあたたかく、これなら氷点下の北海道にも太刀打ちできそうです。
底はボコボコ!
見てください、このボコボコなソール。強そうでしょ。
実際に床に靴底をこすらせてみたところ、グリップ力がかなり高め。「キュッ」と止まってくれるので、ツルツルの路面でも快適に歩けると思います。
ここまでしっかりと凹凸があれば、無茶な歩き方しない限りすべって転ぶ可能性は少なそうです。
防水性もあり!
筆者の購入したノースフェイスのヌプシブーティーは、「ウールブラック」というカラーです。素材がちょっぴり特殊で、フェルトのような肌触り。
あれ、防水性大丈夫かな……?
と思ったのですが、さすがノースフェイスさま。ブランド独自の「テックプルーフ」という技術により、高い防水性を誇ります。
試しに水をかけてみた
どれほどの防水性があるのが検証すべく、新品のスノーブーツに水をかけてみました。
すっご。
防水スプレーなしでここまで弾いてくれるなら、靴の中まで濡れることはそうそうないと思います。
ちなみに濡れた部分を拭き取れば、若干湿り気を感じるものの、ほぼ濡れていない状態。
念のため防水スプレーをかけたほうが、靴も長持ちさせる意味でも良いと思います。
▼某有名靴屋で働いていたときに
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1サイズUPするのがおすすめ
ノースフェイスのスノーブーツは、1サイズアップして購入するのがおすすめです。
筆者は普段24cmの靴を履いていますが、今回購入したのはUS7(25cm)。US6(24cm)でも履けはするのですが、中がもこもこだからかちょっぴり窮屈に感じます。
厚手の靴下を履けばUS7(25cm)でちょうど良かったです。
北海道の冬|迷ったスノーブーツはコレ
筆者のスノーブーツはノースフェイスに決めましたが、実はいろいろなブランドで悩んでいました。
ということで、今回のスノーブーツ選びで悩んだ商品を一挙公開します!
北海道の冬|SOREL(ソレル) カリブー
「使用限界温度 -40℃」というパワーワードに惹かれたSOREL(ソレル)のカリブー。
アッパー(足の甲)部分まで防水ヌバックで覆われているので、これならスノーブーツの中に水が入る可能性は限りなく低いと思います。
靴底もボコボコしているため、雪道でもすべる心配はなさそうです。
北海道の冬|mont-bell(モンベル) コルチナブーツ
「アイスグリッパー」という優れたグリップ力を持つmont-bell(モンベル)のコルチナブーツ。
ラバーに練り込まれたポリエステル繊維が、スリップをまねく氷表面の水膜を破り、ソールに配した細かな溝から排水。ハイグリップラバーが氷表面を直接とらえる氷専用ソールです。
公式サイト より
「氷専用ソール」ということで、つるつるに凍った北海道の路面にも対応してくれそうなスノーブーツ。価格も¥14,300(税込)と比較的お手頃です。
北海道の冬|Columbia(コロンビア) スピンリールブーツ ウォータープルーフオムニヒート
「ウォータープルーフ・オムニヒート・テックライト」の3拍子が揃った「Columbia(コロンビア) スピンリールブーツ ウォータープルーフオムニヒート」。
・ウォータープルーフ:ウォータープルーフファブリックを使用することで防水性能を発揮します
・オムニヒート:体の熱を利用して、厳しい天候下でも快適にコロンビア独自開発の保温機能
・テックライト:超軽量、優れたクッション性を発揮するミッドソールテクノロジー
Columbia 公式サイト より
簡単にまとめると、防水性・保温性・軽さに優れたスノーブーツということですね。どれも冬の北海道にほしい機能。
カラーバリエーションも豊富なので、ご自身のファッション系統に合わせたものを選べるのも良きポイントではないでしょうか。
北海道の冬|スノーブーツはあったほうが便利
北海道の冬は、雪が積もっていたり、ガリガリに凍っていたり、路面状況は決してよくありません。
雪道でも問題ない冬靴もありますが、寒さを考えるとスノーブーツは1足持っていて損はないかと思います。
旅行で冬の北海道に来る方も、できればスノーブーツの方が良き。たとえば筆者の購入したノースフェイスのスノーブーツは、冬のキャンプで履いている方も多いようです。
スノーブーツの購入を検討している方の参考になることを願っています。
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